現地駐在員稲野辺さんと話した中で、どんどんサファリも貪欲になるよ!という話から記事にしてみました。
慣れというのは不思議なもので、同じ動物を何度も見ると感動しなくなります。最初の頃はガゼル1匹を見るだけで、
『ストップ!写真とりたい!』
とドライバーに言うのですが、ガゼルはどこにでもいることが分かると、次第に素通りするようになります。シマウマやヌー、バッファローだって、最初は1頭ぐらいしか見られないのに、マサイマラにいったら群れでいたりします。
そうすると、1頭のヌーを見てもなんの感動もなくなります。 次に、近くで見たい!と思うようになります、しかも肉眼で。遠いと感動もかなり小さいものになるので、できるだけ近づくようにドライバーさんにお願いするようになります。
ライオンやチーター(ヒョウ)、サイなんかは遭遇率が低いので、見つけると感動も大きいです。最終的にはやはり交尾シーン、ハンティング(獲物をとらえる瞬間) といったレベルまで見たい!と思うようになるのですが、遭遇率がかなり低いです。
マサイマラ (チーターがトピを食べるシーン、貴重だけどハンティングする瞬間を・・) ケニアについた最初の日と最後の日では、見たいレベルがだいぶ変わることに気づくはずです。そういう意味で、いきなりマサイマラに行ってしまうと、感動が薄くなります。
ナクルのフラミンゴの群れは、他では見られないので前でも後ろでもいいのですが、アンボセリをマサイマラのあとに行ってしまうと、かなり物足りません。
メインディッシュは最後までとっておくことを、お薦めします。
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