ケニアでまさかのサファリカー故障!

Nakuru

ガソリンスタンドで大事件

アンボセリ国立公園の悪路を抜けた、タンザニアとの国境付近で休憩することになりました。 朝7時にアンボセリを出発して、悪路を既に2時間。ドライバーのクレッドさんもお疲れでしょう、ここで給油することになりました。 トイレついでにお土産をみて、さて出発と思いきや・・・・。

ドライバーのクレッドさんが、ガソリンスタンドの従業員に怒ってます!温厚なクレッドさん、スワヒリ語でものすごい怒ってます。

ガイドのチャーリーに、

『何が起きたの?』 

と聞くと

『ガソリンと軽油、従業員が入れ間違ったみたいです』

そうそう、最近日本のセルフガソリンスタンドでも多いよね~。なんて言ってる場合じゃないです。日本ならJAFでも呼ぶところですが、ここはケニア。

このままエンジンをかけてしまうと、それこそアウト!ということで、みんなで修理するためサファリカーを押すことに。

(給油間違いで、サファリカーをみんなで押すことに)

gasgif

どれくらいかかるのか?無事ナクルへ着く事はできるのか・・・、ここから妙な数時間がスタートします。

さてこれからどうしよう・・・・

みんなでサファリカーの修理に向かったので、わたしたち2名は放置プレイ。ここはタンザニアとの国境付近のナマンガ。どうすることもできません。 おみやげ見ても値札も貼ってないし、ケニアのお土産はどこも同じ・・・

ぶらぶらしていると、ケニア人が話しかけてきました。おそらく10代の子供かと思います。1時間ぐらい英語でいろいろとお話しました。ケニアと日本の違いやら、あの花は何?などなど・・・

特に印象に残ったのは、

『ケニアの警察官は賄賂をもらうところがいやだ、日本だったらつかまるでしょ?』

『日本車は安いし、丈夫なのがいい。欧州車は高いくせに、すぐ壊れる』

こんな貧しい地域で暮らしていても、いろんな事考えているんだなぁ~と。 子供たちは私たちを見ると、

『Do you have a pen?』

こればかり行ってきます、子供はペンが欲しいんですね。1人にあげるとみんな集まってきそうなので、ペンはあげませんでした。 日本に帰ってきてから、

『あのとき、あげておけばなぁ~』 

なんて思って。

サファリカーが直った!

2.5時間ぐらいして、やっと直ったとの連絡が入りました。時計を見ると、12時。この時点でアフリカンバーベキューは中止・・・・

チャーリー 『これからの予定を話し合いたいと、オモイマス』
わたし   『ナクルに行くことを最優先にしてください』
チャーリー 『わたしもそう、オモイマス』

ここから名ドライバー、クレッドさんの猛追が始まります。ナマンガルートは一応、舗装された道。この道を飛ばす、飛ばす。100km以上は出てましたね。

昼食はナイロビ市内のホテルの売店?で買った、チキンとポテト。ビニール袋に無造作に入ってました、ケチャップもビニール袋に同じように入っていて食べづらい。しかも、量がめちゃ多い!

ナクル24

車に揺られながら、昼食をとり、なんとか17時にはナクル湖国立公園に到着することができました。旅のトラブルも、なかなか面白いものです。そして昼食のお味も今振り返ると、現地の人が食べるっぽいものが食べられて満足でした!

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