ケニアツアーのガイドさん
ケニア空港を出ると、真っ黒い細めの長身の男がこちらに近づいてきてました。
『○○さんと××さん、デスカ?』
入国ゲートを出た、バークレイズ銀行の前に日本人駐在員の稲野辺さんが待っていると、旅のしおりには書いてありましたが、声をかけてきたのは日本語が話せるケニア人、チャールズ。(自称35歳)
しかし、この空港の光景はすごいです。ずう体のでかい、真っ黒なケニア人が大集合してます。ものすごい圧迫感、両国並みです。
陽気な男チャールズは、ケニア・ルー族出身。身長は173cmですが、体の線が細いので180cmぐらいはある?と感じてしまいました。わたしと同じ身長だったんだ・・・雰囲気というのは恐ろしいです。
(日本のお客さんからもらった、KIRINのサッカーTシャツを着ている)
『あれ、稲野辺さんはいないの?』
チャールズについていくと、日本人駐在員の稲野辺さんが待っていました。空港内で、余計な心配をかなりしただけに、ほっとする私。
稲野辺さんから、改めてチャールズの紹介がありました。
えらい日に来てしまった?
その後、稲野辺さんからケニアについての詳しい説明が。
『年末というのは、日本と一緒でケニア人も里帰りしてきます。』
『それに加えて、今は選挙でケニア中もりあがってます』
日本では選挙に無関心な人が50%はいるっていうのに、ケニアは本当に選挙一色。道路沿いには大きな立候補者の看板、ポスター、ホント盛り上がってます。
ケニア国民にとって大統領が変わるということは、自分の生活が変わるということ。本当は日本人をガイドしている場合じゃない!ってのが、本音だったようです。(ガイドの現地新聞を後ろから盗み読みして、分かったこと)
このときは、
『日本もこれぐらい政治に関心もって欲しいよなぁ~』
と思っていたものの、これが暴動騒ぎへと発展していくとは全く予想もしてませんでした。
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